天神店スタッフ渡邊です。
当店のお客様で、補聴器を使用している社長さんのお話。
耳が聞こえにくくなってから、従業員さんの感情が分かりにくくなったという事を伺いました。
人は自信が無くなると声が小さくなったり、ボソボソと話す。
その感情を聞き逃したくないから、その方は補聴器をつけているのだ、と。
例えば、視覚障害の方はその人の感情が、話し方や足音で分かるそうです。
音は単純に言葉だけでなく感情を伝える。
同じセリフであっても、人は感情を声の抑揚や音色で表現するんですね。
机をたたく音や、窓を開ける音。
私たちが知らず知らずに出す音にも、ひとつひとつに感情が現れる。
ここを肝に命じて、補聴器の調整ができればと考えさせられました。
そのお客様のご意見と関連して。
当社取り扱いメーカーWIDEX補聴器動画より直木賞作家 山本 一力さんからのメッセージです。
人との会話でも、お互い気持ちが乗ってくると息づかいが変わりますよね。
その息づかいを感じとれるかどうかで、コミュニケーションも変わります。
補聴器をつけるようになって、編集者と話をするときの気配が全く変わった。
相手もやっぱり気合いを入れるんでしょうね。
その気合いを、感じとれるようになったのです。
補聴器というのは不思議なもので、つけると気配や空気が違ってくるんです。
そうすると、自分の意識まで変わる。
すごいもんだと思います。
ちなみに、世界的ジャズトランぺッターの日野皓正さんも補聴器ユーザー、ワイデックサウンドパートナーです。
音に向き合って生きてきた世界的ミュージシャンが補聴器をつけているって、なんだか親近感が湧きますよね。
補聴器販売店にご来店いただくこと、はじめはとても勇気がいるかと思いますが、
聞こえのお悩み、ぜひともお伺いできれば幸いです。
接するお客様のお言葉が、日々の精進に繋がります。
まずはお気軽にご来店・ご相談くださいませ。
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