天神店スタッフの渡邊です。
今回は補聴器とは話がズレますが、ぜひとも皆様に知っていただきたい方の事を書かせてください。
吉本信行さん。
下関を拠点として、国内はもちろん、世界でご活躍の人工内耳のジャズのベーシストです。
吉本さんは後天的に聞こえが低下していきました。
元々ミュージシャンとして活躍されてきた吉本さん。
聴力が悪くなるという事は想像を絶する困難だったことと思います。
私が吉本さんの事を知ったのは、福岡のピアニストの方に私が補聴器販売をしている事をお話した時でした。
「えっ、人工内耳でベースですか?それって無理なのでは???」
というのが最初伺った時の感想。
その後、どうしても吉本さんとお話がしてみたいと、Facebookでお友達申請したところ、快くご承認いただけてからお知り合いとなりました。
実は私は趣味で楽器をしています。
夢のような事ですが同じ舞台に立つことも叶いました。
吉本さんのベースはリズムや音程が安定しているのはもちろん、アドリブで表現する旋律も超一流のジャズメン。
正直、聴力が低下している方の所業ではありません。
ご本人曰く、相当なトレーニングをしているそうです。
屈強な精神で努力を重ね、
難聴と音楽に向き合ってきた吉本さんは、
とっても気さくであったかいお人柄です。
そんな吉本さんに出会った頃に補聴器販売士として忘れられない言葉をかけていただきました。
「聞こえない僕にとっては雑音も宝物なんだよ」
目から鱗でした。
補聴器は雑音が気になるというお客様が多く、
どうすれば雑音を抑えられるかに気を取られていましたが、
雑音と上手く付き合っていただけるようにアプローチすれば良いのだと。
例えば、今まで聞こえなかった「ザー」という音がエアコンの音というように、
音源を紐づけていただく事で音を楽しんでもらえばよいのではと考えさせられました。
もちろん、それが理にかなっているか、客観的視点での効果測定も大切。
まだまだ修行中ですが、そこに気が付かせていただけた吉本さんとのご縁、本当に感謝の言葉もありません。
聴こえ辛くなる、聴こえなくなるというのは、中々理解していただきにくい事とお察ししています。
当店では、そんな皆様の希望になれるような調整や補聴器のご提案を心込めて致します。
どんな些細なお悩みも共有し、
解決策をご呈示できるよう日々精進していきますのでどうぞお気軽にご来店下さいませ。
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