筑紫野店ブログ

耳栓がズレる・抜けるとのお悩みの方にイヤモールドを作製したお話

先日、耳かけ型補聴器を装用されているお客様がメンテナンスに来店され

「時間が経つと耳栓が外れてきたり、メガネをずらすと補聴器が動いて常に耳栓を押し込んでいる状況なのでどうにかならないか?」

とのご相談をいただきました。

補聴器のタイプは耳掛け型で既製の耳栓を使用しています。
そこでイヤモールドを紹介させていただきました。

イヤモールドの例

イヤモールドとはお客様の耳型を採り、オーダーメイドで作製する耳栓です。
既成の耳栓と比べると、耳の形に合わせて作製するため、安定感が大幅に向上します。

  • 口を動かすと耳栓がずれてくる
  • 長時間装用していると耳栓が抜けてくる
  • 補聴器が安定せずに落下・紛失の心配がある

などの方にオススメです。

メリット

お客様の耳の穴の形に合っているので、ピッタリとしたフィット感が得られます。
補聴器が固定されて装用が安定します。
耳あなと耳栓の隙間がなくなりハウリングが起こりにくくなります。
音の出口が正しい方向に固定されるので聞こえ方は安定します。

デメリット

耳の穴が塞がれるので自分の声がこもって聞こえたり響いたりすることがあります。
耳だれや耳垢が柔らかい方は常にクリーニングをする必要があります。

お色などお好みに合わせて作製可能

イヤモールドのメリット・デメリットを説明した上で補聴器の装用が少しでも楽になるのであれば
すぐにでも作って欲しいとおっしゃいましたので注文となりました。

補聴器を両耳装用されているのでイヤモールドも両耳の作製となりました。

イヤモールド完成後、来店され初めてイヤモールドを付けていただきました。

・耳にピッタリ入っている感じでフィット感が増した。
・音量感が上がった。
・自分の声がよく聞こえるようになった。

という感想をおっしゃっていました。
また、メガネを外したり、頭を振ったりしても装用が安定していることを大変喜んでいらっしゃいました。

イヤモールドの例

このお客様には良いことだらけのイヤモールドですが一点だけ難点がありました。
それは既製の耳栓に比べると装用がやや困難であること。
既製の耳栓の場合は耳あなにまっすぐに押し込んで付けていましたがイヤモールドの場合は回しながら入れないと、しっかり装用が出来ないのです。
イヤモールドの装用は鏡を見ながら練習をしていただきました。

※イヤモールドの価格 9,000円(片耳) 製作日数 10日前後 となっております。※特殊な仕様の場合価格が異なります。

他店の補聴器をお持ちの方でもイヤモールドの作製を承ります。気になる方は ぜひお気軽に相談ください。

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