筑紫野店ブログ

寒い時期に多い補聴器のトラブル

新年明けましておめでとうございます。
年が開けて寒さが一段と増してきました。

こんな寒い時期に多い補聴器のトラブルが耳掛け型補聴器のチューブの結露です。
イヤモールドのジョイント部分にも付着する場合もあります。
補聴器のチューブ内で暖められた空気(肌に触れているため暖められる)が冷たい外気にさらされると結露が発生することがあります。
※冬だけに起こる現象ではありませんが比較的冬に多く起こることが多いです。

チューブの内部に水滴が付着している


イヤモールドのジョイント部分に水滴が付着している

上の写真のように水滴が付着している場合は異音がしたり音が出なかったりします。
水滴を取り除かないといけのでエアブロワーで水滴を吹きだして下さい。
口でフーッと吹き出すやり方もありますが湿気を含んでいるので、慎重に湿気が付着しないように行って下さい。
当店では下の機器を使って水滴を吹き出します。

水滴が付着しないようにするためには!

水滴対策としてチューブの内部に糸を捻ってこよりにしたものを入れます。

※糸を入れたことによる聴こえの影響はありません。

お店の方で対応させていただきます。
補聴器本体の内部も結露が発生している可能性があるので、真空乾燥機にかけて内部の湿気を除去することをおすすめします。

寒い時期ですので汗はかきづらいですが湿気対策は必要です。
ぜひこまめな点検を心がけてください。

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