充電式の耳かけ型補聴器が発売されて5年ほど経ちます。
補聴器を購入する際、充電式と電池式どちらを選ぶべきかは多くのお客様が迷われる選択です。
今回は耳かけ型RICタイプの補聴器をご購入いただいた際に、
電池式と充電式で迷われたお客様のことをご紹介させていただきます。
年齢 50代 男性 会社員
両耳装用 RICタイプ
機種はオーティコン モア3miniRITE
補聴器の装用は初めてでしたが順応が早く、すぐに装用効果を感じることができたので
お貸し出しから1ヶ月後に購入を決められましたが
電池式か充電式にするかで迷われておりましたので、
充電式と空気電池式のメリット・デメリットをご説明した上で
1週間ほど充電式と空気電池式の両方をお貸し出しして試していただきました。
結果は、空気電池式を選択されました。
仰っていた理由次の通り。
充電式は便利だが、使いたい時に万が一充電が出来ていなかったら・・・と考えると電池式の方が無難。
仕事中に聞こえなくなるのが一番困る。
電池式なら電池を交換すれば安定的に使用できる。
電池の取り替え、蓋の開閉は全く苦にならない。
常に安定して使用できるという点を一番に考慮して電池式の購入に至りました。
そして先日 定期点検で来店されました。
近々ヨーロッパ出張に行くとのこと。
充電式を買っていたら出張先のヨーロッパでは変圧器変換プラグを使わないといけないから
電池式で良かったとおっしゃっていました。
充電式、電池式にはそれぞれにメリット・デメリットがあります。
安定して使用できる電池式、電池交換の必要が無い便利な充電式。
ご自身の生活スタイルを考慮して選ぶと良いでしょう。
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